1703 今回からは、Frブレーキ周りの組み付けです。
1704 Frブレーキは、ロワードスピンドルのディスクブレーキキットを使用します。
1705~1707 先ずは、ベアリングレースを打ち込みグリスを詰め込んだ後、
ベアリングにもグリスを詰めてローターバブにセットしシールを打ち込みます。
1708.1709. 続いては、ボールジョイントの状態をチェックし、
4カ所とも状態が良いのでブーツのみの交換をしました。
1710~1712 次に、スピンドルを組付けローターをセットし、
ハブナットの締め込み調整をしてダストキャップを打ち込みます。
スピンドルがふらつかない様にステアリングリングギアボックスとタイロッドを仮組みします。
1713~1717 キャリパーからパットを外し、各部グリスアップして組付け直し、
ステンレスメッシュホース、ブレーキパイプと組付けて行きます。
1718.1719 最後に、Frビームにグリスを注入して、Fr足回りの組付けは一先ず終了です。
1720 お次は、ABCペダルのペイント準備をして、シャーシブラックでペイントをします。
1721~1725 合わせて足付けをしたサイドブレーキレバーにはサフェを吹き付け、
サフェの乾燥後、足付けをしてウレタンペイントを吹き付けます。今回は佑さんが挑戦です!
1726~1728 続いて、ブレーキパイプをクランプで固定します。
1729~1733 ペイントが乾いたペダルにグリスを塗りながら組付け、
シャーシに取り付け、クラッチ、アクセルワイヤー、ボーデンチューブを
セットし、サイドブレーキレバーを組付けます。
1734~1737 シャーシ組み付け作業も終盤になり、
フロアーパンtoボディーシールラバーを位置決め固定します。
本来は、釘で止めてあるのですが、ビスを使い位置決め固定をします。
下穴をドリルで開けた後、ラバーをビスで仮止めして行きます。
1738~1741 前回やり残した、ブレーキプッシュロッドとキャスターウェッジを
組付けタイヤを付けて一旦着地させます。
1742~1745 いよいよ'72シャーシと'63ボディーがドッキングです!
その前に、クラッチワイヤーがペダルフックから外れない様に、
ミッション側のレリーズレバーをグリスアップして組付け、'72シャーシを一旦外に移動します。
1746~1748 続いて、リフトに乗せっぱなしの'63ボディーからフェンダーを外し、
仮止めしてある移動用シャーシのボルトを外し'63ボディーのみを持ち上げます。
1749~1752 次に、親子で手分けして'63ボディーのメネジ部にタップを通した後に、
フロアーパンボルトプレートを磨き、ボルトをダイスに通しをします。
1753~1755 いよいよドッキングですが、念の為シールラバーの上下にウレタンシールを充填します。
1756~1758 そしてドッキング!
3人で傷を付けない様にボディーをドッキングさせた為、
降ろす途中の写真を取れませんでしたが、無事ボディーがシャーシに着地!
Frビーム上とRrトーションバー部を仮止めして、
リフトアームを掛け直ししてリフトアップします。
1759~1762 最後にフロアーパンとサイドメンバーをボルトで固定し、各部増し締めをします。
ここまでかなりの時間を費やしましたが、無事ドッキングして1台の車両と成りました。
カーキチ親子も一時は形に成るのか不安だった様ですが、これで一安心ですね!