177.178 10月14日の作業は、ボディー磨きからです。
車両整備はほぼ終わったので、いかにも解体車を持って来た様なので
ボディーを父に磨いて貰う事に。
179 その間に鈑金屋は、カーキチ親子が個人売買で手に入れた
HURSTシフターのワイヤー切れの修理をします。
180.181 先ずは、ピアノ線をシャフトに通します。
182~184 次に、リリースレバー側のワイヤーを曲げ引っ掛けます。
続いて、リバースロック側の位置調整をしてワイヤーを曲げて固定します。
最後に、リリースレバーとリバースロックの動きを確認して、
問題ないようなので組み付けして完成です。
185~187 ノーマルシフターを外してHURSTシフターを取り付け、位置調整をして取り付け終了です。
188.189 黒に和光テクニカルさんのLA-700FX用のポイントレスキットの組付をしようと思ったのですが、
009デスビ用のキットを送って頂いたのですが、
バキューム進角タイプのデスビで組み付けたくなってしまったので
赤外線センサーの取付ベースが合わず入荷までお預けになってしまいました。
陽も落ちかけた頃、ボディー磨きも終わったようで、
ピカピカになったボディーを見てカーキチ父も満足したようです。
ここまでで、14日の作業は終了です。
190~192 10月16日は、和光テクニカルさんから届いた
ピックアップのパーツを自分の車両に組付をしました。
黒い物が009用のベースで金色の物がバキューム進角用のベースです。
そして、赤外線センサーとブレードを組み付け完了です。
193.194 配線などを済ませ、これで点火系のパーツを
和光テクニカルさんの物で揃えることができました。
195 最後に、助手席にもベルトを付けて走るための準備は終了です。
週末に出来れば洗車ぐらいはしたと思います。
196 10月20日Y’s CUP当日、早朝6時に集合して、つくばサーキットへ向かいます。
197~199 まずは、1時間耐久フリー走行一本目、
佑さんは初めてのサーキット走行なので、助手席でライン取りやコーナーへの進入速度、
ブレーキング等を体験してもらいます。
200.201 いよいよ佑さんの初走行、雨の為か思うようには行かない様です。
202~207 午後の決勝は、土砂降りの中行われ、一緒に参加したカルマン飯田くんと鈑金屋がクラス優勝、
ヨシキくんは大病後久々のサーキット走行を楽しみました。
肝心の佑さんは、想像以上に難しかったみたいでしたが楽しめたそうです。
最後の耐久レースは、チェッカーフラッグが振られる一週前に、
三速ギアが破損してしまいましたが、怪我なく最後まで楽しめました。
次はドライコンディションで走りたいですね!
208 11日4日の作業は、車検取得の為のマフラー交換作業です。
この車両は50年度排ガス適合車両なので、触媒が装着されていないと、ナンバー取得する事が出来ません。
それで、用意したマフラーがハイマウントマフラーです。
このマフラーに触媒取り付けの為の加工をします。
209~212 先ずは、EXパイプを仮組みしてフランジの溶接をし、
取り付け穴周辺の溶接跡がボルトナットに干渉しない様に削ります。
213 マフラーを仮組みします。
214~217 11月10日は父が作業します。まずは、AJ用のマフラーを分解して触媒を摘出し、
ハイマウントマフラーに触媒を取り付ける位置を探します。
218~220 マフラーを外し、フランジからサイレンサーまでのパイプを切断します。
更に触媒を入れるスペースのパイプを切り取ります。
221~224 触媒の位置を決め、各パイプを調整して仮熔接し、仮熔接後、
各部のクリアランスなどを確認します。
225 各部クリアランスなど問題なさそうなので、マフラーを外して本熔接の準備をして、
10日の作業は終了です。
226 11月11日の作業は、各部の本熔接です。
仮組のマフラーを分解して、各フランジ部を本熔接します。
227~229 熔接完了したら、パーツに耐熱ペイントを塗ります。
230.231 各部組み付けをしてエンジンを掛けた所で、11日の作業は終了です。
232~234 11月13日の作業は、昼休みに純正マフラーのカバーを使い、
触媒に付けるカバーを制作します。
寸法を測りカットし、使わない方のメッシュ部を剥がします。
235~238 加工途中の写真を撮り忘れましたが、各ステー等を付けて、耐熱ペイントを吹き付けます。
乾燥後、取り付けて完成です。
239 11月15日、早朝、予備検取得の為、業者さんへ出発。
240.241 11月19日に予備検が終了している'77T-1を引取りに行って来ました。
帰社したのが深夜だったので、トレーラーから降ろすのは20日の午前中になりました。
今回、陸運支局に持ち込み、予備検査発行まで担当して頂いたのは、
神奈川県藤沢市のK.M.エンジニアリングの木崎社長さんです。
木崎社長さんには、AJキャブ改車検対応のアドバイスを頂き、
鈑金屋管轄の陸運支局でも大丈夫と言われたのですが、
なにせ鈑金屋はチキンですので陸運支局に持ち込む勇気が無く、
予備検をお願いしたところ快く引き受けて頂きました。
次回AJキャブ改車両は、鈑金屋が自ら陸運支局に持ち込みチャレンジしたいと思います。
K.M.エンジニアリングの木崎社長さん、
この度はお世話になりました。また何か有りましたら宜しくお願い致します。
242 11月22日、無事に'77T-1の登録が完了しました。
納車日の親子のニヤけた顔を見るのが楽しみです。
243~246 11月23日の作業は、サーキット走行用に触媒部のストレートパイプを作りました。
ノーマルエンジンとは言え触媒が付いていると吹け上がりがイマイチです。
流石にこのままではサーキット走行にはよろしくないので、触媒に変わるストレートパイプを作ります。
まずは、触媒を外します。
247~251 仮組み、仮溶接後、本溶接します。
252~254 耐熱ペイントを塗って、組み付けて完了です。
これで、マフラーを替えず、触媒とストレートパイプの差し替えで、
公道とサーキットで使い分けられる様になりました。
255 11月24日、無事納車が完了致しました。
この父の笑顔が満足して頂けた証です。
カーキチ親子にまたおもちゃが増えましたね。
これから親子で表彰台の一番上を目指して頑張ってください。