メカニック育成プロジェクト

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は7日のメカニック育成プロジェクトは、'74 T-1 茨ナンバーの作業からです。

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今回は、フューエルメーターの点検修理をしました。

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比較的新しく、交換した形跡のあるフューエルセンダーユニットですが、端子あたりからガソリンが漏れているのと、針の動きがおかしいので、センダーユニットの交換をする為に外してみると、フロート内にガソリンが溜まっていました。

フロート自体に穴やクラックが入っていない様で、握り潰そうとしても圧が抜けずに潰れません。当然ガソリンも漏れ出て来ません。どうしたらフロート内にガソリンが溜まったのでしょうか?

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中古ユニットを用意して、念の為に組付け前に配線をつないで点検を!結果、針が動いたり動かなかったりなので、分解して接点を磨いて組付け直し、再度点検!良好なのでタンクに組付けたのですが針が1/2以上上がらず?

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ここからは、鈑金屋が交代して原因を探ります。アース不良かと思い、センダーに直接アースを繋ぐと針は満タンを示す様になったので、念の為エンジンを掛けて確認をすると、針が上がったり下がったりしたと思ったら、中央付近で安定して止まっています。そこでエンジンを吹かすと微妙に針が上がります。

メーターからセンダーユニットの配線劣化で電圧降下しているのかと思い、ボディーアースも含めた配線を引き直しセンダーからメーターとセンダーからネーター横のボディーアース線を繫ぎサイド確認をしましたが症状は変わらず...。

ヒロシにメーターを目視してもらいながらヒューズボックスやメーター裏の配線をいじっている途中針が上がったり下がったありしました。

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結果、メーター裏のセンダーに繫がる配線端子の取り付けナットが緩んでいるだけでした( ̄。 ̄;)