8日のトレーラー タイヤ交換の後は、角テールカルマンの作業をしました。
前日、仮サフェまで作業を進めたので、一旦ドアの仮組みをします。
ドアを仮組みし建付け調整をして、各部のクリアランスの確認をします。
続いてパテ研ぎ!と通常で有れば作業を進めて行くのですが、今回の角テールカルマンの作業は『出来るだけオーナー様も参加出来る様な作業手順で』と言うオーナー様要望が有りましたので、パテの研ぎ上げは後回しにして、切貼り鈑金などの作業を先に進めて行きます。
と言う事で、今回から右サイドの鈑金作業をするスペース確保の為に、先ずは車輌の移動からです。
右サイドのスペースが空く様に車両を移動した後は、ジャッキアップをして馬を掛け直し、右サイドの状態を確認します。
状態を確認しながら、オーナー様に用意して頂いたパーツと見比べ、今後の作業の段取りを考えて行きます。
右サイドは、ヒーターチャンネルとAピラー下部周辺のインナーパネル部のサビ腐食が酷いので、この辺の製作鈑金から作業を始めます。
先ずはヒーターチャンネル インナーパネルの部分から補修して行きます。何時もの様にボンデ鋼板を切り出し、何度か仮組みを繰り返し切り接ぎ位置を模索しながら形成て行きます。
形が整ったら、ボディー側のを切り取り、製作したパネルとの熔接部分を削り合せます。
熔接口が揃ったら、仮止め、本熔接と作業を進めます。
続いて、ヒーターチャンネルの熔接跡を削り均します。今回は、フロアーパネルとの接合部分の方が重要なので底面から削り均し、組み上がってしまうと見えなくなってしまうインナー側は、パネルを重ねたりした時に邪魔にならない程度の削り均しにして置きます。
最後に、ヒーターチャンネル 仕切り板の不要部の切り取り削り合せをし、仮組み位置調整をして、8日の作業は終了です。
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