21日の作業は、角テールカルマンの作業です。
今回は、右Rrフェンダー ロアー リアパネル周辺の鈑金をします。
先ずは状態の確認をします。ここもカルマンギアではお決まりの部分ですのでサクッと切貼り作業を進めたいと思います。
今回もオーナー様に用意して頂いたアウターパネルと足りない部分は型紙からトレースしてボンデ鋼板で製作します。
先ずは、右Rrフェンダー ロアー リアパネル インナー部分から作業します。型紙をボンデ鋼板にトレースして切り出し成型します。
製作したパネルとボディーを見比べ、切り接ぎ位置を決めて切り取り削り合わせをして、ロッキングプライヤーで位置決め固定し半自動熔接機で熔接します。
※熔接はエンジンルーム側から本熔接をし、裏面までしっかり溶着する様に電流を強めに熔接しています。
続いて熔接跡の削り均しをします。今回は、ハンマーリングも殆どせずに済みました!
※前に述べた強めの熔接は、熔接跡を削り均す際に裏表両面の熔接跡を削っても、鉄板と同等の厚身分が残り、ハンマーリングをする事が出来るので、半自動熔接機での全熔接は毎回この様に強めの熔接をしています!だだし、強めの熔接は熔接部が熔け落ちやすく、場合によっては歪みも大きくなりますので注意が必要ですが...(^_^;)
次に、右Rrフェンダー ロアー リアパネルを成型し、熔接口を切り取り削り合わせをします。
アウターパネルが出来上がった後は、ホイールハウス側のインナーパネルをボンデ鋼板で製作し、完成したところで、21日の作業は終了です。
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