関西遠征!

5月22~23日の2日間は関西方面のショップにお邪魔して、レース車両などのアドバイスを頂いて来ました。

5月22日のAM1時過ぎに出発し向かったのは、岡山のブラストオフさん!

ブラストオフさん取り扱いのCPピストンにコーティングをしてもらいました。

鈑金屋レースカーの次期エンジン用ヘッドも加工が上がったので頂いて来ました。

今回用意したIDA用のマニホールドですが、ポート研磨は当然なのですが、マニホールドの長さ調整の為、トップが削られGENE BERGの文字が...(◎_◎;)

ブラストオフさんこだわりのポート加工で、高回転高出力が期待出来ます。

午前中にブラストオフさんを後にして、東に向かい大阪のジェフリーズさんに立ち寄りじゃフリーズさんのデモカーを見せて頂き色々アドバイスを頂きました。

更に、大阪のガレージビンテージさんにも寄り、作業待ちをしている’61 T-1用の純正N.O.SのFrエプロンと純正中古ですが非常にコンディションの良い左Rrフェンダーを頂いて来ました。

今回も、メカニック育成ヒロシにドライバーとしてお付き合いしてもらいましたが、楽しい時間を過ごせました!

’62 T-1 納車完了!

20年ぶりの路上復帰を目指して整備を進めていた’62 T-1ですが、先日無事に納車完了しました!

5月24日 登録手続きを済ませて無事納車させて頂きました\(^o^)/

 

’73 T-1 路上復帰に向けて!

3ヶ月ぶりのお知らせに成りますが、オーナー様主体で作業を進めてリフトに乗せて鈑金屋主導の作業に成りました!

2月後半にFrフードのペイントが上がって来たタイミングでヘッドライナー張替えの為に、宇都宮の糸谷商会さんへ車両の搬入をしました。

1週間後の3月初旬にヘッドライナー張替えが完了!

車両が戻って来て早々にガラスのはめ込み準備をして組付けをしました。

続いて、ドアガラスのシール類を交換して組付けました。

次に、室内を掃除して要所にPOR-15を塗り込み、指触乾燥を確認してチッピングブラックを吹き付けました。

オーナー様がフロアーパネルのサビ止め処理をしている間に、鈑金屋はうぃんどーれぎゅれーたーに給油して組付け、防水用のビニールシートを貼りドアパネルの組付けをしました。

チッピングの硬化乾燥を確認して、Rrラゲッジスペースからカーペットを貼り始め、Frキックパネルまでカーペットの貼り付け完了です!

鈑金屋がカーペットの貼り付け作業をしている間にオーナー様にはシートのクリーニングをしてもらいました。

そして、シートを組付けました。

オーナー様主体の作業が大体に成ったので、下回りを温水高圧洗浄機でキレイに洗い流してリフトスペースに車両を移動しました。

Rr側をジャッキで上げて下回りを洗浄しているときに、腐ったガソリン臭がしたので、とりあえずメカニック育成ヒロシにガソリンタンクを外してもらうと写真の様にガソリンタンク横が穴だらけでした( ̄▽ ̄;)

そして、ブレーキ及び足回りのチェックをしてもらいました。

続いて、エンジン、ミッションオイルを抜いてもらいました。

エンジン、ミッションオイルを抜いている間にフューエルパイプ内の洗浄を開始!ガソリンタンク内にネバネバの腐ったガソリンが沢残っていたので、フューエルパイプ内もしっかりネバネバの腐ったガソリンで詰まっていました(;^_^A
そして、フューエルパイプ内にエンジンコンディショナーやパーツクリーナーを注入しながら、ピアノ線タイプのアクセルワイヤーで突っつく事4時間!何とかフューエルパイプが貫通しました( ̄▽ ̄;)

フューエルパイプが貫通したので、鈑金屋在庫の中から状態の良いガソリンタンクを引っ張り出して来て、タンク内を温水高圧洗浄機でキレイに洗い流した後、下処理をしてウレタン半艶消しブラックでペイントしました。

ガソリンタンクのペイントの後、エンジンオイルも出切ったので、ドレンプレートを取り付けるために抜けてしまったスタッドボルトの補修をしようとケース側を見ると、ストレーナー固定用と兼用のスタッドボルトの突き出し量が短いのでよく見るとストレーナーがグラグラに(◎_◎;)

と言う事で、解体車両に入っていたスパナを使いSSTを製作!
無事クランクケースを割る事無くストレーナー固定用のナットを締め付ける事が出来ました。

この車両も簡単には路上復帰出来そうにも有りませんね(^^;

 

’62 T-1 納車間近!

ゴールデンウィーク中に予備検を取得出来た’62 T-1ですが、簡単に納車に成りません(^^;

鈑金屋敷地内で試運転をした際、ゼロスタート時に激しいジャダーリングが...( ̄▽ ̄;)

オーナー様に相談してクラッチ3点キットの交換をする事になり、エンジンを降ろしました。

部分の入庫後サックッとクラッチ3点キットの交換をしてエンジン搭載!

そして、試運転をし完了です!

’62 T-1!

路上復帰に向けて、終盤に差し掛かった’62 T-1ですが、細かい作業が続きます。

エンジン搭載までのお伝えでしたので、続きの作業をお伝えします

配線配管を繋ぎ、和光テクニカル製のフルトラのアンプを取り付けエンジンの始動確認をしました。

低年式ボディーに口径Φ60のヒートエクスチェンジャーを取り付けられている車両によくある話ですが、口径が合わないコネクティングパイプが無理やり付いているケースが良くあります。この車両も例外に漏れず苦労して取り付けた形跡があり、差込口が変形しています。昔と違いコネクティングパイプの差込口がΦ50とΦ60のコンバージョンパイプが販売されているので、Hideoutは積極的に使用しています。

そして取り付け完了!これでしっかりヒーターが効くはずです!

一度はエンジン始動はしたものの、いまいちレスポンスが良くないのでキャブをバラしてエンジンコンディショナーで各パーツをキレイにして組付け直しました。エアークリーナーがカスカムタイプが付いていたので、純正の湿式タイプに変更しました。

続いて、本来6Vテールの車両ですがOVALテールに変更されているので、専用リレーとダイオードを用意して、左右テールライトの配線に割り込ませて接続しました。

最後に、グラグラだったヒンジミラーですが、ヒンジピンの雄ネジ側がプライヤーの様なもので挟み潰した跡が有り、ネジ山が潰れていたのでダイスを使いネジ山を修正しました。

これで、予備検取得のための作業は全て終了です!

 

’62 T-1!

1月末にお知らせした以来の掲載になりますが、オーナー様と相談した結果、ハーネスの引き換えと成りました。

先ずは、リフトで上げて作業準備をします。

先ずは、エンジンを降ろしてサウンドボードを剥がしてもらいました。

かなり手強そうな配線ですが、Fr周り方着手して行きます。

右ハンドル用のハーネスキットの入荷に一か月以上掛かってしまうと言う事で左ハンドル用のハーネスキットを用意して要所は延長加工をして使用する事になったので、先ずはライト周りの配線を引き抜き、延長加工をしました。

問題のメインハーネスですが、この年式はヒーターチャンネル脇では無く屋根側を通してあるタイプなので、配線の抜き差しが上手く出来るか心配でしたが、スムーズに抜き替えが出来てホッとしました(;^_^A
メインハーネスも左ハンドル用だと短いので要所を延長しました。

解読困難な追加配線はとりあえずそのままにして、Fr周りとメインハーネスの配線の長さを整えながらヒューズボックスに繋ぎ、ワイパーメーターなどの配線も繋ぎました。

ヘッドライトは、オーナー様が用意したSTANLEY製のハロゲンランプに交換しポジショニングランプのバルブホルダーはサンドブラスターでサビや汚れを落とし、各灯火類の点灯確認をしながら組付けました。

問題の追加メーターの配線ですが一旦無かった事にして撤去し、配線は勿体ないので再使用して引き直しました。

そして追加メーターは元位置のダッシュ下に取り付けました。

配線も大体の成って来たのでエンジン搭載準備をしました。
ボロボロで殆ど無くなっていたエンジンシールラバーを交換し、ベルハウジングにフューエルパイプが通る穴や不要な穴にグロメットを取り付けました。

写真を取り忘れてしまいましたがエンジンサウンドボードを貼り付けエンジンを搭載しました。

 

’77 T-1 1303conv 配線の続き!

ハーネス入れ替えの作業を進めている’77 T-1 1303convですが、基本的な配線処理の先が見えて来ました。

今回は、解読困難な配線を処理して行きます。

先ずは、プッシュスボタン式に改造されているスタータースイッチ撤去し、イグニッションスイッチの通電チェックをしましたが、やはりセルONの通電が無いので、カラーキングさん取り扱いの’77 T-1用と同等品のポルシェ純正イグニッションスイッチを用意しました。

3枚の配線図と睨めっこし点灯確認をしながら配線を繋いだのですが、ヒューズボックス周りの配線がぐちゃぐちゃです(;^_^A

スパイラルチューブを使いコネクターから纏めると意外にスッキリ出来たので、ヒューズボックスを固定し、スイッチパネルも組付けました。
この後は、エンジンミッションを搭載して各部の通電を確認しながら組付けて行きたいのですが、ミッションのO/Hに少々時間が必要なので作業はここで中断となります。

と言う事で、車両をリフトスペースに移動し、ミッションO/H上がりを待つ事になったので、リフトに掛けてボディーカバーを被せました。
改まって下からシャーシを見るとスッキリしていますね!

’77 T-1 1303conv 組付け再開!

2月はほぼレースカーの作業ばかりでした。

その間にパーツが揃って来たので’77 T-1 1303convの組付けを再開しました。

年式適合のハーネスキットですが、ヒューズボックスからエンジンルームまでのメインハーネスしか入っていませんでした(^^;

メインハーネスだけでは配線を引き直す意味が薄れてしまうので、’72スーパービートル用のハーネスキットも取り寄せました(-_-;)

先ずは、年式適合のメインハーネスをエンジンルームまで引き入れ、ヒューズボックスに接続してエンジンルームへの長さ調整をします。

ライセンスランプの配線が途中でギボシで繋いであるので補修してからエンジンリッドに組付け、左右テールランプを点灯確認をしながら組付けました。

ヒューズボックスからヘッドライトのハーネスは、1302用のハーネスのウインカー用配線を手直しして取り付けました。

ヘッドライトですが、ラウンドタイプのシールドに3ポイントのバルブが強引に取り付けて有ったので、ラウンドタイプのH4バルブに交換して組付けました。

続いて、ダッシュの縁を艶消しブラックでペイントをして、乾き待ちの間にダッシュ内のエアーダクトと各スイッチ類配線の取り回しの確認をしてダッシュの仮組をしました。

そして問題の電装類の配線なのですが、改めて配線を見てみると’73以降の1303用のハーネスキットがメインハーネスのみの販売に成っているのが何となくわかりました(;^_^A
’72までの配線とは違い、ヒューズボックスからスイッチを経由して電装系に繋がる単純な物ではなく、ヒューズボックスから各スイッチや電装類を経由して繋がるなど回路が複雑過ぎて配線の長さなどの調整が難しいので製品化しないのかなと思います(◎_◎;)

そして、旧配線ではトラブルが出ていた様で、改造されてしまっているので補修しながらさらにFr側の1302用の配線と繋ぎ合わせないといけません。
また頭から煙が出る様な思いをする日々が続きそうです( ̄▽ ̄;)

idlers Games 2023.3.12 筑波サーキット スプリント第1戦

3月12日のAM2時に何とか積載トラックにレースカーを積み込み、idlers Games 2023.3.12 筑波サーキット スプリント第1戦の準備が完了!

早めにサーキットに行くつもりで、AM4時45分に目覚ましをセットした筈が、目覚ましを止めて二度寝をしてしまい飛び起きたのがAM5時30分( ̄▽ ̄;)

幸い、筑波サーキットは鈑金屋の作業場からは30分なので、余裕で間に合ったのですが朝から慌てました(;^_^A

Frフードのレタリングは、東京のペイントデザイン スプラッシュさんに書いてもらいました!

エンジンフードは時間切れで、前回の物でヤッツケました(;^_^A

肝心のレースですが、シャーシを一から作り直してシェイクダウンがレース当日と言うギャンブルとなってしまったので、燃料系にトラブルが出てしまい、予選決勝と十分に走る事が出来ずに残念な一日に成ってしまいました。
しかし、Bug SpotさんにO/HしてもらったミッションとIRSシャーシのアライメントなどはバッチリだったので、次回までに燃料系の見直しをすれば期待出来そうな気がします(^^;

次回までに、残りのボディーモディファイと燃料系の見直しをして6月4日のidlers Games 第2戦に挑みたいと思います。

’75 T-1 レースカー!

3月12日に開催されたidlers games 筑波サーキット スプリント第1戦には何とか間に合わせて作業出来たのですが、ここでは完成までお伝えします。

レース当日まで2週間と成ったところで、車両は完成していませんがタイヤの用意をしました。

5年ぶりの参加ですが、予算の都合でNewタイヤを用意できないのでHOT LAPをトレッド面に塗り込みお呪いを掛けます(;^_^A

続いて、ガソリンタンクとオイルクーラー用ダクトのペイントをしました。

そして、左Rrクォーターパネルにオイルクーラー用のサイドダクト用の穴を開け取り付けました。

ダッシュパネルには、AutoMeterのタコと油温油圧計をセットし、ハンドルをナルディに交換しラインロック用のスイッチを取り付け!

フューエルポンプはHolly製を用意してアルミパイプとフィッティングを使いタンク下の配管を整えました。

そして、ミッションが上がって来たタイミングでミッションを搭載してCVジョイントとアクスルシャフトを取り付けました。
今回のミッションには、クワイフLSDからCVジョイントまでT-2用を使用したので、アクスルシャフトの長さがT-1純正とは変わってしまうので、用意したシャフトが合うかドキドキでしたが長過ぎず短過ぎずでホッとしました(^^;

エンジンを載せる前にエンジンルームにフレッシュエアー導入用のダクトを作りました。

タンクを取り付け、フューエルレギュレーター、フューエルラインを繋ぎ、走行中に燃圧が確認できるようにダッシュパネルに燃圧計もセットして、エンジンルームまでアルミパイプで引きました。

その後、点火系の配線を引き、和光テクニカル製CDIを取り付けて、バッテリーは小型でハイパワーのオデッセイを載せました。当然ですがカットOFFスイッチも左Rrクォーターに取り付けました。

 

そして、エンジンを搭載し、配管配線を繋いでエンジンが掛かったのが暗くなってころでした。

ここから、エンジンフードの加工取付や各灯火類へのテーピングやゼッケンの貼り付けなど走行準備をしてレースカーを積載トラックに積み込んだのがレース当日のAM2時でした( ̄▽ ̄;)