11日の作業は、’56 カルマンの作業をしました。
前日の続きで、エンジンフードの鈑金作業をします。
先ずは仮付け部分の本熔接をし、複数空いているナンバー取り付け穴を半自動熔接機で埋め、熔接跡を削り均します。
続いてサビ穴の処理をします。
切り貼りも考えたのですが、予算の関係でハンダで処理する事にし、ハンダを盛った後、サンダーで削り均しました。
続いて、裏面の一部のサビ穴もハンダで穴埋めし、ハンマーリングして面を整えた後、裏面から足付けしアルミパテを塗り付けました。
そして折り返しの縁にPOR-15を塗り付け指触乾燥を待ちます。
POR-15の指触乾燥待ちの間に、エンジンルームの鈑金処理をします。
型式違いのエンジンを無理矢理載せた形跡があちこちに有るので、ハンマーリングして整えて行きます。
ヨレヨレだったビハインドパネルとシールチャンネルを整えました。
次にヒーターEXチェンジャーを交わす為に曲げられてしまった部分も直しました。
最後に、POR-15の指触乾燥を確認し、裏面のみ仮サフェを吹き付けて、11日の作業は終了です。