’61 T-2 Westy 鈑金修理!

7月1日の鈑金屋は、’61 T-2 Westyオーナー様と、カーキチ父の様子を見ながら、来客対応の合間に、’61 T-2 Westy 鈑金の下準備をしました。

と言っても、先日フィッティングまで済ませてある、ロッカーパネルの裏側の錆止め処理のみの作業です(^^;)

先ずは、ナイロンブラシで裏面の足付け処理をします。

カーキチ父のサフェ吹のタイミングに合わせて、ロッカーパネル裏面にサフェを吹き付けました!

ここまでで、1日の鈑金屋の作業は終了です( ̄▽ ̄;)

’61 T-2 Westy!

7月1日の作業は、’61 T-2 Westyのオーナー様が来社しての作業からです。

事故鈑金修理の途中ですが、今回は、サイドポップアウトウィンドーの修理をします。

先ずは、修理をする左サイド中央のポップアウトウィンドーを外し、枠を分解します。

ネジが取れたら、枠を必要以上に広げない様に気を付けながら枠を外し、枠が外れたら、雌ネジにタップを通しネジ山修正をしておきます。

そして、金属疲労で折れた、ポップアウトウィンドーラッチの取り付けブラケットの熔接補修をして、ベルトサンダーなどで削り均した後、窓枠にラスガードを吹き付けながら、ガラスを組み付けます。

枠が組み上がったら、アウターシールを組み付けます。

ボディーに組み付け、インナーシールを接着し、ラッチを付けて完成です!

ここまでで、1日の作業は終了です。

’61 T-2 Westy 鈑金修理!

27日の鈑金屋は、’61 T-2 Westyの作業をしました。

前日の続きで、グリーンパネルのフィッティングをして行きます。

グリーンパネルの前側の折り返しを切り取り、ボディーに仮組みし罫書きを入れ切り接ぎ位置を確定します。

今回の切開は2回目なので、前回より大きい範囲でサビ難く、熔接後の処理がし易い部分を探して切開しました!

罫書きに合わせて切り取った後は、再度グリーンパネルを仮組みし、裏側から切り口や骨の部分を罫書き、アウターパネルの切り取り位置のマーキングをします。

マーキングに沿って切り取った後、熔接口の調整をし仮組みします!

熔接口の切り取り削り直しをし調整の終わったパネルはロッキングプライヤーを外しても、落ちる事無く熔接口も殆ど離れる事無くそのまま保持しています\(◎o◎)/!

これを味わってしまうと、他社メーカーのボディーパネルの使用は控えたく成ってしまいますよね(^^ゞ

アウターパネルのフィッティングが終わったら、ボディー側のロッカーインナーパネル内のサビや汚れをワイヤーブラシなどで軽く落とし、エアーブローをします。

最後に、ロッカーインナーパネル内にPOR-15を塗り込み、27日の作業は終了です。

15年?目の検証!

26日の鈑金屋は、’61 T-2 Westyの作業をしました!

この車両とは、Bug Spot時代からの長いお付き合いをして頂いているのですが、今回は毎年恒例のゴールデンウィーク中の長旅中に、後方からオートバイに追突されてしまい、その補修作業をすることに成りました。

ゴールデンウィークの事故修理が何で今頃?と皆さん思うかと思いますが、基本Hideoutは長期作業を必要とする、車両一台丸ごとの作業が多いのですが、事故修理は、それとは別に優先的に作業に取り掛かる様にしています。

しかし、今回は左折しようとした’61 T-2の後方からオートバイがバンパーに接触し左サイドぶつかり止まった事故なのですが、相手の保険屋さんが’61 T-2がオートバイを巻き込んだ事故だと主張し、過失割合を8対2で’61 T-2が加害者だと主張して来たのでトラブルに成ってしまい今に成ってしまいました( ̄。 ̄;)

いつまでの作業に取り掛かれないのも何なので、今回は一旦、車両保険を使い車両を補修して、過失割合は今後調停に掛けて審議してもらうそうです(__*)

鈑金屋は、ボディー補修を開始の指示が頂けたので作業を開始します!

先ずは、Rrバンパーを外し他を汚さない様にボディーカバーを被せます。

続いては、ジャッキアップし馬を掛けて、左サイドロッカーの状態を確認します。

パッと見キレイに見えるロッカーパネルですが、Fr側30㎝位の部分はサビ穴が開いてしまった様で、オーナー様が鉄板をリベット止めした上にパテ処理をし、簡易ペイントが施されています。

と言う事で、接触事故の損傷はそれ程では無いのですが、ロッカーアウターパネルの交換をする事になり、今回はグリーンパネルを用意しました!

用意したパネルと見比べて、切り継ぎ位置を決めボディー側のパネルを切り取ります。

この車両は、約15年前に鈑金屋がBug Spotで丸ごと剥離鈑金作業をさせて頂いた車両で、その際に左ロッカーパネルはKLOKKERHOLMのパネルを使い切り貼り作業をしています。切り取ったアウターパネルの裏側を見ると、当時はKLOKKERHOLMのパネルの裏面は、元々施してあるサビ止めペイントのまま使用していたので、想像していた通りサビサビに成っていました。

インナーパネルを見てみると、前方30㎝くらいの部分は、当時の状態は少々錆ている程度で中盤から後方はボンデ鋼板で貼り替えてからPOR-15を塗り込みました。

そして約15年たった今の状態は、そのままPOR15塗った前方は少々サビが進行していますが、穴が開く程には成っていません!そして中盤から後半のボンデ鋼板で貼り替えた部分は、熔接を後POR-15を塗り込んだ部分を含め、ラスガードのお陰も有ると思いますが、サビは発生していない様です!

これを見る限り、30歳からのBug Spotの鈑金屋時代から現在49歳までの19年間に作業して来た『サビ処理はそれ程、外していなかった』と思って良いのかなヾ(^v^)k

そして、前回の熔接部より大きい範囲で削り切り取りをしました。

ここまでで、26日の作業は終了です。