’62 T-1 納車完了!

20年ぶりの路上復帰を目指して整備を進めていた’62 T-1ですが、先日無事に納車完了しました!

5月24日 登録手続きを済ませて無事納車させて頂きました\(^o^)/

 

’62 T-1 納車間近!

ゴールデンウィーク中に予備検を取得出来た’62 T-1ですが、簡単に納車に成りません(^^;

鈑金屋敷地内で試運転をした際、ゼロスタート時に激しいジャダーリングが...( ̄▽ ̄;)

オーナー様に相談してクラッチ3点キットの交換をする事になり、エンジンを降ろしました。

部分の入庫後サックッとクラッチ3点キットの交換をしてエンジン搭載!

そして、試運転をし完了です!

’62 T-1!

路上復帰に向けて、終盤に差し掛かった’62 T-1ですが、細かい作業が続きます。

エンジン搭載までのお伝えでしたので、続きの作業をお伝えします

配線配管を繋ぎ、和光テクニカル製のフルトラのアンプを取り付けエンジンの始動確認をしました。

低年式ボディーに口径Φ60のヒートエクスチェンジャーを取り付けられている車両によくある話ですが、口径が合わないコネクティングパイプが無理やり付いているケースが良くあります。この車両も例外に漏れず苦労して取り付けた形跡があり、差込口が変形しています。昔と違いコネクティングパイプの差込口がΦ50とΦ60のコンバージョンパイプが販売されているので、Hideoutは積極的に使用しています。

そして取り付け完了!これでしっかりヒーターが効くはずです!

一度はエンジン始動はしたものの、いまいちレスポンスが良くないのでキャブをバラしてエンジンコンディショナーで各パーツをキレイにして組付け直しました。エアークリーナーがカスカムタイプが付いていたので、純正の湿式タイプに変更しました。

続いて、本来6Vテールの車両ですがOVALテールに変更されているので、専用リレーとダイオードを用意して、左右テールライトの配線に割り込ませて接続しました。

最後に、グラグラだったヒンジミラーですが、ヒンジピンの雄ネジ側がプライヤーの様なもので挟み潰した跡が有り、ネジ山が潰れていたのでダイスを使いネジ山を修正しました。

これで、予備検取得のための作業は全て終了です!

 

’62 T-1!

1月末にお知らせした以来の掲載になりますが、オーナー様と相談した結果、ハーネスの引き換えと成りました。

先ずは、リフトで上げて作業準備をします。

先ずは、エンジンを降ろしてサウンドボードを剥がしてもらいました。

かなり手強そうな配線ですが、Fr周り方着手して行きます。

右ハンドル用のハーネスキットの入荷に一か月以上掛かってしまうと言う事で左ハンドル用のハーネスキットを用意して要所は延長加工をして使用する事になったので、先ずはライト周りの配線を引き抜き、延長加工をしました。

問題のメインハーネスですが、この年式はヒーターチャンネル脇では無く屋根側を通してあるタイプなので、配線の抜き差しが上手く出来るか心配でしたが、スムーズに抜き替えが出来てホッとしました(;^_^A
メインハーネスも左ハンドル用だと短いので要所を延長しました。

解読困難な追加配線はとりあえずそのままにして、Fr周りとメインハーネスの配線の長さを整えながらヒューズボックスに繋ぎ、ワイパーメーターなどの配線も繋ぎました。

ヘッドライトは、オーナー様が用意したSTANLEY製のハロゲンランプに交換しポジショニングランプのバルブホルダーはサンドブラスターでサビや汚れを落とし、各灯火類の点灯確認をしながら組付けました。

問題の追加メーターの配線ですが一旦無かった事にして撤去し、配線は勿体ないので再使用して引き直しました。

そして追加メーターは元位置のダッシュ下に取り付けました。

配線も大体の成って来たのでエンジン搭載準備をしました。
ボロボロで殆ど無くなっていたエンジンシールラバーを交換し、ベルハウジングにフューエルパイプが通る穴や不要な穴にグロメットを取り付けました。

写真を取り忘れてしまいましたがエンジンサウンドボードを貼り付けエンジンを搭載しました。

 

’62 T-1!

’62 T-1も路上復帰に向けて作業を進めているのですが、トラブルが...(;^_^A

増し締めした筈のドレンプレートの取り付けナットからオイルが垂れていたのでドレンプレートを外してみると、ドレンプレート取り付けのスタットボルト1本がケース側の雌ネジがガタガタでした。
スタットボルトを外してみると縁が欠けていてネジ穴部が樹脂のようなもので補修した形跡が有りました(◎_◎;)

一か八かでリコイルでネジ山の補修をして一晩様子を見たのですが、オイル漏れも無く無事補修で来たようです(-_-;)

Bug Spotさんにキングピン&リンクピンの交換依頼をしていたスピンドルが仕上がって来たので、ガタガタだったタイロッドエンドも交換してFr足回りの組付けしてグリスアップまで完了しました。

足回りの整備が完了したので、タイヤを取り付けてリフトから降ろしてサイドスリップの調整をしました!

整備も終わり、路上復帰に向けて車検登録の準備!と行きたいのですが、ヘッドライトの配線や追加メーターの配線などが危なっかしいので要修理なのですが、予算などの都合もありますのでオーナー様と相談する事になりました。

’62 T-1!

前回のお知らせから大分間が開いてしまいましたが、’62 T-1の路上復帰に向けて少しずつですが作業を進めています。

先ずは、ガソリンタンクを外してブレーキ、足回りの点検をします。

点検の結果、マスターシリンダー、ホイールシリンダー、ブレーキホースとブレーキの主要部品は固着が酷くすべて交換。キングピンもガタが有るのでリビルトする事に。キングピンの交換には専用のリーマーが必要なのでBug Spotさんにリビルト作業はお願いする事にしました。

写真を撮り忘れましたが燃料系の整備に移り、ガソリンタンク内の古いガソリンを抜き、合わせてパイプ内の古いガソリンもエアーガンで飛ばしてからフューエルホースを交換して各部を繋ぎます。

新しいガソリンを入れてセルモーターを回してフューエルポンプの作動確認をしながらエンジンの油圧が上がるのを確認しました。

続いて点火系の点検をしたのですが、見た目にも点火プラグの火花が弱く、エンジンに火が入らないので、鈑金屋の手持ちのポイントレスkitが組み込まれたデスビに交換して見ると難なくエンジンが始動したので、オーナー様と相談した結果フルトラkit LA-700FXを取り付けする事になりました。

フルトラkit LA-700FXを取り付けた結果、排気ガステスターの数値がCO0.4 HC500と驚きの数値が表示されました(◎_◎;)

 

休眠車路上復帰プロジェクト始動!

鈑金屋がレースカーのペイントをしている間に、メカニック育成ヒロシが休眠車路上復帰プロジェクト ’62T-1の作業を開始してくれました!

先ずは、下回りの油汚れを温水高圧洗浄機でキレイに洗い流してもらいました。

リフトスペースに車両を移動してガソリンタンクを外してもらいました。