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1 1014.8.11-新プロジェクトの開始です。 高校以来の友人が空冷VWの整備に挑戦します。
元々、自動車整備の専門学校で国家整備資格を取得後、国産ディーラーに就職。
現在はサービスマネージャーとなり、スパナをボールペンに持ち替え日々を過ごしています。
そんな友人が、休日を使って、気分転換と体力維持を目的に自分好みの空冷VWを作ります。
実は、鈑金屋のVWライフは、この友人の母親から'74T-1を譲り受けたのが始まりなのです。
今度は鈑金屋が友人をこっち側に引きずり込みます。

2〜4 一応、プロのメカニックだったので、大した説明もせずに、
部品取りの1302からミッションを降ろしてもらいます。



5~8 続いて、鈑金屋がY's CUP Aクラスで使用している車両ですが、
昨年のラウンド29でミッションを破損してしまったので、
ミッション交換の為、エンジンを降ろしてもらいました。
ここまでの所要時間は、まともな説明なしで約2時間!
元? メカニックなだけになかなかの出来です。



9~11 3時のお茶の後、02から降ろしたミッションに載せ替えの為、
'64T-1からミッションを外すとマウントが剥がれていました。
ミッションマウントを交換してY's CUPなどのイベントに4,5回しか参加していないのにガッカリです。
ミッションマウント入荷待ちの為、11日の作業はここまでです。

12 12日の作業は、ミッションの組み付けからです。

 

13 用意したミッションマウントは、マイボウズさんおすすめの物です。
何時もアドバイス御頂いた後に、いくつかの選択肢を頂ける有り難いショップです。

14~17 ミッションマウントを交換し、車両に組み付けます。

18~20 鈑金屋がミッション組み付けの確認をした後、
エンジンを搭載してもらい、各部の確認後、エンジンをかけて完成です。

21~26 続いて、ステアリングギアボックス ラーバーカップリングの交換をしてもらいました。
ガソリンタンクを浮かせてボロボロになったカップリングを外し新しいものに交換します。

27 っで!最後に落ちが有りました。
リフトから降ろしてタイヤを真っ直ぐにするとハンドルが逆さまに...。
ここまでで、12日の作業は終了です。

28~30 13日は1302の解体作業です。
このブログを見て頂いている皆さんの中には、
解体作業は雑用だと思われる方が多いと思いますが、
私、鈑金屋はこの解体作業が車を覚えるのには一番の作業だと思います。
Bug Spotで働いている頃から、
各部に使われているボルト、ナットの種類や部品の取り付け方法など、
解体車両を分解する際に部品を再使用出来る様に外しながら覚える様にしていました。
元々解体予定なので部品を外す時に破損しても多少は許されますし、
目視できない部分や外し難いものは周辺を切り刻んで固定方法を
確認して外したり出来ますから、かなり勉強になりますよね!
と言う事で、外せるものは全て再利用前提で外して貰います。

31. 32 鈑金屋も初めて見ました、当時のクーラーユニットです。
純正なのでしょうか?
コンデンサー、エバポレーターが一体でRrトランクスペースに綺麗に収まっています。

33~41 クーラーユニットも綺麗に外して貰い、
内装をバラシ途中で時間となり、13日の作業は終了です。

42 9/1は02の解体作業の部品外しも大体になったので、ボディーを刻んでもらいます。

 

43 まずは、大体の切断位置を指示してエアーソーで切断して貰います。
当然、ここでもルーフパネルはリサイクル前提で切り取って貰います。

44~45 放って置くこと約一時間、
『切れたから手を貸してくれ』と声が掛かり、ルーフ部を降ろします。

 

46 その後、車の周りをグルグル回り、切り口周辺を覗き込んで
『これじゃぁ、中々切れない訳だ』と一言!
やっぱり、こいつは根っからのメカニックです!
思ったように作業が進まなかった要因を見つけ出し、次に繋げようとしていました。

47~50 次にRrエプロンの切除を指示し放って置く事に、昼食を挟み作業を続け、
3時のお茶の声を掛けに行くとエプロンパネルは外れ、
Rrトランクスペースのクーラーユニット取り付け部の切り出し途中でした。
本人は、もう少しで切り取れる予定との事なので、気が済むまで作業を続ける事に。
しかし、雨も強くなり、慌ててする作業でもないので、作業を中断して片付ける事にしました。
02が入庫してから、友人にメカニック育成として解体作業をしてもらってますが、
友人の『もうちょっと、あと5分』と言う心掛けが、
後の作業に大きく影響して来る事を改めて教えられます。
ここまでで、9/1の作業は終了です。

51 16日は友人の本業が代休と言う事で、10時過ぎに出勤し、早速、作業開始です。

 

52. 53 昼休みの声を掛けに行くと、午前中でここまで切り刻んでいました。

54~56 昼休みは、鈑金屋の都合で別々に取り、
午後1時半ごろ戻るとダッシュ周りまで切り取りが完了していました。

57 続いて、先日ワイドボディーカルマンギアの為に、
ダッシュ周りを切り取られたカルマンを解体してもらいます。

 

58~63 シャーシとボディーをつなぐボルトをすべて外し、ボディーを浮かせます。
流石に解体作業も2台目なので説明なしで進みます。

64. 65 後ろ側も浮く事を確認してた所で、車両を移動し16日の作業は終了です。

66. 67 29日の作業は、ばらしたカルマンのミッションを'75T-1に移植します。

68. 久々の作業になりますが、
『カルマンのミッションを外して'75T-1に移植してね!』と
だけ伝えて作業してもらいます。

69.70. 放って置く事、約1時間『ちょっと手を貸して!』と声が掛かったので、
行って見るとすべてのボルトナットが外れ、
ミッションを引き出すだけになっていました。

71~74 そして、ミッションをT-1に載せます。
180cmを超える大きい体を折り畳んでフェンダーの中に入り込み組み付けます。

75~77 ホイール選択の幅を拡げる為バンプストッパーの受けを1/3程削ります。

78. 79 使用するホイールを決める為、仮にフックス6Jを取り付け一旦降ろします。
友人に使用ホイールを決めてもらおうと、アクスルのロング、
ショートとホイールピッチとオフセットでいろんな組み合わせが出来ることを説明したのですが、
かえって混乱しちゃったかもしれませんね!
友人的には太いホイールでタイヤはチョイ引っ張り気味、
フェンダー面一が好みの様です。まぁ、だんだんに決めましょうね!
ここまでで、28日の作業は終了です。


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