17日の作業は、親子での作業に成ります。
佑さんには、前回のリベンジで屋根の剥離をしてもらい、父にはドアのパテ研ぎをしてもらいます。
始まる前に『一日で屋根一枚を剥離、錆処理、仮サフェまでは出来ないと思うから、時間を見ながら範囲を決めてやってね。あと汗は垂らさないでね!』と一言加え作業に掛かってもらいます。
時間を気にしながら、汗を垂らさぬ様に暑さと戦っていたせいか、作業写真が殆ど無いので、ここからは少ない写真を下手な文章で繋いでお送りします。
ポリッシャーで旧塗膜を1/3程度剥がすとサフェの下はビッチリと錆が出ていました。
一度、剥離塗装をした形跡が有り、表面にはブリスターが出ている訳では無かったんですが、剥離して見なければ解らないものです。
錆をそのままにする訳には行かないので、ロロックディスクで錆処理をします。ところが、佑さんが違和感を感じながら作業をしているので声をかけると『ロロックディスクを当てた跡が黒く残ってしまう』との事です。
何時もの様に説明より違いを見てもらう為、鈑金屋に交代です。鈑金屋がポリッシャー、ロロックディスクと作業をし鉄板の表面を見比べると、一目瞭然です。
ポリッシャーの作業工程で旧塗膜を落としきらずにロロックディスクの作業に移ってしまったので、ラッカー系のサフェと思われる塗料がロロックディスクの摩擦熱で溶けて鉄板に付着したのが黒い跡に成っていたんですね。
そして、佑さんに『一つ一つの工程をキッチリ作業しないと、次の工程でトラブルに繋がるからね!』と(笑)
説明後、親子で確認しながら作業をし直します。
鈑金屋は父がパテ研ぎをしたドアを手直しします。そしてきれいになった屋根にサフェを吹き付ける準備をします。
先にカルマンのエンジンルームと共にドアの内側にサフェを吹き付けます。
準備が整ったところで佑さんにサフェを吹き付けてもらいます。吹き付け終了ですが、屋根の左右のサフェの吹き付け具合が明らかに違います。これも後に色々と問題に成ります。説明は後程に。
裏側の乾燥を待ち、表側にもサフェを吹き付けます。ここまでで、17日の作業は終了です。
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