19日の午後に、'66カルマンギアオーナーの増田さんから連絡が有り、20日の金曜日が時間の都合が付いたので、作業したいと連絡が有ったので、予定変更をして、朝から'66カルマンギアの作業をしました。
朝からやる気満々の増田さんは、鈑金屋がプレハブの下準備をしている中、'66カルマンギアの剥離作業をしました!
そうです!作業内容変更とは、全剥離をする事になってしまたのです\(◎o◎)/!
購入当初、増田さん本人がT-3マニアのガズヤくんのガレージを借りて全塗装した時から、全剥離をせずに仕上げてしまった事がズーッと心残りでいた様で、今回の鈑金屋の作業を後ろで見ていて全剥離したくなってしまったそうです(^_^;)
『やるからにはトコトンやる!』と言う増田さんなので、出勤早々剥離作業を開始ししてしまいました( ̄。 ̄;)
午前中で右Frフェンダーの剥離を修了し、午後からはサビ処理を始めました。
プレハブの下準備を終えた鈑金屋は、左フェンダーのパテ研ぎをした後、剥離して発見した亀裂部などを熔接しサンダーで処理しました。
右フェンダーのサビ処理を終えた増田さんは、Frウィンドーを外し、マスキングをした後窓周りの剥離サビ処理まで済ませました。
その間に鈑金屋は、左フェンダーの剥離していない部分の剥離サビ処理をして要所にアルミパテを塗り付けました。
そして右フェンダー側にも、要所にPOR-15とアルミパテを塗り、エアーブローして仮サフェを吹き付ける準備をします。
気休めにしか成りませんが、ジェットヒーターで周辺を暖めながら仮サフェを吹き付けます!
サフェの乾燥硬化待ちの間にRrウィンドーを外し、マスキングまで済ませました。
最後にリフトスペースに移動して、20日の作業は終了です。
今回の全剥離を了承したのも、今までこの'66カルマンギアを見て来た感じで、先日の筑波サーキットでのクラッシュ以外、大きな衝突事故も無い様だったし、ヒーターチャンネルの錆び具合を見ても、幾重にも重ね塗りはしてあるものの、パテが入っている様には見えなかったからです。あとは筑波のクラッシュ部以外は、基本的に増田さん本人が作業をすると言う事なので、他のお客さんにしわ寄せが行かないはずなので...(^_^;)
実際Fr周りを剥離した時点で、今回のクラッシュ跡とフェンダーの熔接部、その他はほんの一部にパテを入れただけで済みました。奇跡の様なカルマンギアです。この調子でRr周りも作業が進めば良いのですが...。あまり期待をし過ぎてもこの跡の作業に影響が出てしまうのでこの辺で(^^ )
今度こそ、次回の作業は来週後半に成ります。それではまた!
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