1 栃木県北部から、積載車に乗せられHideoutに入庫。
2~4 早速ボディーカバーを外し各部のチェックをします。
5~10 先ずFrフードから左側にかけて、ほぼ全面にクリヤー剥がれが起きており、
Rrフェンダー上部とロッカーパネルはパテ割れして錆が出ています。
11~14 Rrフード、右ドア、ロッカーパネルと錆腐食で穴が開いています。
15~17 お気付きだと思いますが、このカルマンは過去にブリスターフェンダー加工がされている車両です。
この車両は元々のコンディションが良い上に、
前回のブリスターフェンダー加工の熔接鈑金がしっかりしている様なので、
全剥離はせずにパテ割れや錆腐食部分の部分補修で済ませ、
全塗装までの予算を抑えて作業を進める予定です。
18~20 早速、鈑金の準備として、分解作業から始めます。
先ずはFrをジャッキアップしてヘッドライト、フレッシュエアーグリルを分解し、
続いてエアコンキットの取り外しをします。
21. 22 Frのスペアタイヤ収納スペースに取り付けてあったコンデンサーを外した後、
ガソリンタンクを外し、エアコンユニット、配管、配線などを外します。
23. 24 Frエプロンパネルの張替え作業の跡は見えるのですが、
その他のFrインナーパネル等に衝突跡などのしわが見られず非常に綺麗です。
有るのですね~こんなギアが。
25~28 Frトランクスペース内の配線を分解整理します。
カスタムダッシュの為、追加メーターやスイッチ類の配線を探りながらのバラシなので手間が掛かります。
外した配線等がFr周りだけでこんなに沢山!ダッシュ周りはスッキリしました。
29~34 ボディーからドアを外して、ガラス、ウィンドーレギュレーターなどすべて外します。
35. 36 続いて、左ドア、左右Rrクォーターウィンドーまでバラシます。
37. 38 次に、Rr周りをバラシます。こちらもグチャグチャの配線を整えながら外します。
39~41 結局、残ったハーネスをペイント等で汚さない様にマスキングするよりもと思い、
メインハーネスまですべて引き抜いてしまいました。
42. 43 天張りはそのまま使用する予定なので、汚さぬ様にマスキングします。
44 いよいよ鈑金作業に入ります。先ずは、ルーフから。
45. 46 目立った、傷凹み、錆は無いので全体をペーパーで研ぎ、クリヤー剥げの酷い左側を丁寧に研ぎます。
47 続いて、Fr周りの研ぎ出しに移ります。
48~50 錆による浮が生じている部分はサンダーで落とし、鉄板の状態を確認します。
51~54 錆びている部分は地金を出しそのままにして、Fr周り全体を研ぎ出します。