124 全体的にゆっくり引き出し、合わせてハンマーリングをします。
125.126 ラインがくっきり出たのが分かりますか?
127 そして、カーキチ親子に、サイドメンバー交換に不要な部分を切り取ってもらいます。
128.129 こちらは、父です。年の割には、体が柔らかい様です。ヨッ!とかウッ!などと声は出ますけど(笑)
130~133 だいぶ慣れて来た様で、綺麗に外して貰える様になってきました。
134 事前にサイドメンバーとRrクォーターの合わせ口は調整済みなので
ボディーを軽く浮かせてサイドメンバーごと差し込みます。
135 ロッキングプライヤー等を使い、溶接口を合わせます。
136~140 熔接による歪み等、鉄板の動きを見ながら、慎重に点付けで仮熔接して行きます。
141~143 スポット溶接機、半自動溶接機を使い、ファイヤウォールと溶接します。
144~146 サイドメンバーとクォーターパネルの仮熔接の後、
Flat4で取扱いのドアヒンジピラーパネルを形成しながら切り出します。
147~150 溶接後では作業しづらい部分にPOR-15を塗りつけます。
151~153 こちらもFlat4で取扱いのホイールハウス ロア リアパネルをボディーと合わせ切り出します。
154.155 次に切り出したドアヒンジピラーパネルとホイールハウスパネルを仮組します。
156 ここでドアを仮組し、各部の隙間などをチェックします。
※この時点で不具合がある場合は、仮組を外して調整します。
157~166 不具合が無かったので、本熔接をして行きます。
167 そして、出番が少なく寂しがっている父に、溶接部を削り落としてもらいます。
168~170 ホイールハウスパネルの両面と、ピラー、Rrクォーターの溶接部を父が削り取りました。
作業前に『平らに削ろうとして、余計に削らないでね!』と言ったら、
削り足りなくないですか?(笑)
171 サンダーで溶接跡を削った後のRrクォーターパネルの状態です。
思いっきり歪んでいますね(笑)。まるでサンダー掛けした人の心のよう?
なんて言ったら、一生懸命作業している父に申し訳ありませんね!
私が作業しても変わりませんから(笑)
172.173 そしてハンマーリングで荒出しから。
174 荒出し後、絞りやスタッドプーラーなどを使用する為、塗膜を剥がしてもらう事に。
以前、鈑金屋から父に教えた様に、父から佑さんへ教えてもらう事にしました。
175.176 佑さん、 最初はへっぴり腰だったんですが、だんだん様になってきます。
Rrクォーターの剥離がほぼ終わるころには腕がパンパンに張っていたそうです。
しかし、そんな事を言っている様では、まだまだです。
Type2の屋根を全部剥離すると足元は安定しないし、腕は伸びっぱなしの作業で笑っちゃう位になりますから。
177~181 ウエルドスポッターで絞りながらハンマーリングで面を整えます。
裏から押せない所などはスタッドプーラーを使い、引き出します。
182~184 写真のように下側に小さい錆穴が開いていました。
185~191 親子との話し合いで今回は熔接で穴を塞ぐ事に。