453. 5日の作業は、フェンダー4枚の取り付け確認をします。
新品フェンダーと言ってもポン付けと言う訳に行かないのがリプロダクションパーツです。
仮組みして確認をします。
454.~458. 先ずはボディー側の雌ネジとボルトにタップ、ダイスを通してフェンダーを仮組みします。
仮組みと言っても簡単には付けられず、Frフェンダーは左右2ヶ所づつボルト穴を長穴加工し、
Rrフェンダーは左右各4、5ヶ所づつ長穴加工して、位置調整をして全てのボルトを締め付け固定します。
459.~461. 今回テールランプをアイロンテールに変更する為に、
'68-'72用フェンダーをオーダーしたはずなのですが、
左は問題ないのですが右はアイロンテール用の取り付け穴が有りません。
もしかして'68以降のSTD専用って事?
そんな上げ足を取っても進まないので、アイロンテール用の穴を1ヶ追加加工し、
念の為テールランプを仮組みして位置確認します。
462.~464. 続いて、左右Rrフェンダーの面のチェックをして、
サビ止め?の黒ペイントを剥離して笑窪など運搬傷の補修をします。
465. 面が整ったらサフェ吹き付けます。
466.~468. サフェの硬化乾燥をしてRrフェンダーを仮組みしました。
469. 8日の作業は、Frフェンダーの作業に成ります。
470〜472. 今回用意出来たFrフェンダーは'74-'79のフェンダーなのですが
Frウインカーの穴が開いているので熔接で穴を埋める事にします。
先ずはボンデ鋼板から切り出し、フェンダーのアールに合わせて
ハンマーリングしてから、穴に合わせて切り出します。
473.~475. 左フェンダーも同じようにボンデ鋼板から切り出し熔接します。
476.~479. 右フェンダーを熔接した後、左右フェンダーの熔接跡を削り、
ハンマーリングをして面を均しアルミパテ用の足付けをします。
480.~483. 続いて、アルミパテを塗り硬化後、粗研ぎをしてポリパテを塗って終了です。
484.485. 9日は湿度87%!と鈑金にはチョー不向きな状態ですが、
ここまで雨か続くと流石に手を打たなくてはいけません。
作業場を無理やり片付けし直して、作業スペースを確保しました。
作業場の扉を半開きで確保できるスペースはフェンダー1枚が限度で
雨の吹き込みや湿気に注意しながら作業を進めます。
486.~500. 先ずは、左フェンダーのみ黒ペイントを剥がしポリパテを研ぎ上げた後、
フェンダーをジェットヒーターで暖めてからサフェを吹き付けます。
(写真487〜496が抜けてますが編集ミスです。すみません。)