253.254. スポット熔接部をベルトサンダーで軽く削った後、鏨で剥がします。
これが中途半端な格好で作業するので、首と腰には結構タフな作業です。
255.~257. 続いて、Flat4にスペシャルオーダーした新品サイドメンバーお用意します。
部分的に使用する為、スポット熔接部をドリルでもみ、底板を剥がします。
258. 底板を剥がすとビックリ!
今回のパーツは仲間でサビ止めペイントがして有りました。
今までサイドメンバーを何本も取り寄せ使用しましたが、中までペイントして有ったのは初めてです。
次回から同様の処理をして有る物が継続して供給されれば一手間省けるのですが...。
259. 8日の作業は、右サイドメンバーの続きです。
先ずは、サイドメンバーの底板を剥がしたままなので、スポット周辺をハンマーリングして整えます。
260.~265. 次に、サイドメンバーの錆での巣穴が開いている所の処理をします。
バラしたサイドメンバーから必要部分を切り出し、
それに合わせてボディー側を切り取り、熔接した後サンダーで熔接跡を削り取り均します。
266.~268. 続いて、サイドメンバー内部にPOR-15を塗り、8日の作業は終了です。
269. 10日の鈑金屋の作業は、右サイドメンバーの熔接準備からです。
270.271. 先ずは、熔接前に雌ネジにタップを通します。
以前この作業を怠って、組み付け時にボルトがガジリ大事になった事があったので、
脱着時には必ず、タップ、ダイスは通す様にしています!
タップを通した後は熔接部にサビ止めの為シーラー・Sを吹き付けます。
272.~274. 次に、ボディー側サイドメンバーの熔接部にドリルで穴を開けます。
本来はスポット熔接機と行きたいのですが、
条件が整わないとスポット熔接機も使い難いので柔軟に対応できる様、
半自動熔接機で熔接する事にしました。
275. 続いて底板をフロアーパンにボルトで仮組みし、
浮かしてあるボディーを降ろして位置調整し、バイスプライヤーで固定します。
276.277. バイスプライヤーで固定し、通りを見ながら調整して半自動熔接機で仮付けして行きます。
278. 11日の作業は、右サイドメンバーの外側だけ仮熔接が終わっているので、内側の仮熔接から始めます。
279.280. 先ずは、一旦シャーシと仮組み固定したボルトを外し、
再度ボディーを浮かせて熔接部をバイスプライヤーで固定して、位置調整をしながら仮熔接をして行きます。
281.~283. 仮熔接の後は本熔接をします。熔接跡を削り均した後、底板の余計な部分を切り取ります。
284.285. 12日の作業も、右サイドメンバーの続きで、前日は熔接部の上側だけの処理だったので、
今回は底面の熔接で溶け出た部分を削り取ります。
286.~290. 熔接跡の削り均しが終ったら、全体を足付けしてPOR-15を塗り込み指触乾燥まで待ちます。
291.~295. 指触乾燥後、サフェを吹き付ける準備をしてサフェを吹き付けます。
296.~299. 18日の作業は左サイドメンバーの鈑金で、右側同様に底板を外します。
こちらは残念な事に、内側の錆止め処理はなされていなかった様です(^_^;)
300.~302. バラシたサイドメンバーとボディー側のサイドメンバーの傷んだ部分を見比べ、
切り接ぎする場所を見極め切り出します。