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835 ご覧の方は、解ったと思いますが、右Frフェンダーが一度、移植の為、熔接作業が成されていて、
熔接跡が凸凹でかなりのパテが盛って有りました。
それを補修ついでにフューエルリッドを埋め、
フューエルタンクと合わせてダッシュパネルをスチールダッシュの'65スタイルに変更する事に成りました。


836 今まで散々使用してきた、サンドブラースターのノズルです。
上側の一本は、Snap-on様より取り寄せた純正品です。
下側に並んでいるものは、二十年以上付き合いが有る友人に、図面から起して貰い、制作して頂いたコピー品です。
流石、数千万円の機械を製作、製図する人だけあって、
出てくる言葉が『誤差は百分の何ミリ?』等と、頼んだこっちが困る様な問い掛けをされます。
出た言葉が『入れば良いよ』です。
まったく失礼な話です(泣)

837.838 早速、ノズルを交換する事に...。
今まで使用していたノズルと並べると、吹き出し口がこんなに広がっています。
これでは、吹き付けた時に拡散してしまうので、作業がなかなか捗らない訳です。

839.840 試しに『シュッ』と一吹き...。
明らかに違います『シューッ』では無く『シュッ』ですよ。
これで正規品の三分の一以下の値段で、さらに高周波焼き入れまで施されています。
友達とは有り難いものです。

 

841.842 作業は戻りまして、ノズルを換えて軽く流す様にブラストを掛け、
仮サフェの準備をして吹き付け作業は終了です。

 

844.845 昨日、仮サフェを吹き付けたFrフードですが、右側中央付近に大きな凹みが有ります。
その部分の絞りを含む鈑金作業をします。
先ずはオートスポッターを使う為に地金を出します。
合わせて周辺の錆穴部もサフェを剥がします。

846 ハンマーリング後、伸びてヘコヘコになった部分をオートスポッターで絞ります。
その後、ハンマーリングをして、足付けをします。

 

847 合わせて左側もハンマーリングをし、取り切れない浪打を取る為に、
ポリパテを塗り、右側はアルミパテを塗ります。

848.849 右側は、アルミパテを荒研ぎ後、ポリパテを塗り、乾き待ちをしている間に、
左側のポリパテを研ぎます。
再び左側のポリパテを研ぎ、全体を仕上げます。

 

850.851 最後にサフェを吹き付け完了です。

852.853 表面を仕上げる為にオートスポッターで絞りを入れた際、サフェが焼けた跡です。

854 途中、写真を撮り忘れましたが、サンダーでならし足付けの際、
表面がその熱で傷まない様に気を付けて作業します。
その後パテで面を整えます。

855.856 サフェを吹き付け、長かったFrフードの作業は終了です。

857.858 ここからはフューエルリッド周辺のパネル交換の作業に入ります。
先ずは、使う部分を痛めない様に、パーツを切り出します。

 

859~861 右フェンダーとダッシュパネル部を分解します。
次にFrフェンダー フューエルリッド部は、アウターパネル部のみ使用するので、
溶接部を痛めない様に分解します。

 

862 使用する部分まで足りているか念のため被せて確認します。

863~867 先に錆処理の為、錆周辺の旧塗膜をサンダーで削り落とし、
またまた、サンドブラスターで浸食した錆を落とします。
やはりノズルが替わったせいか錆の落ちが全然違います。
およそ二時間半の作業です。
やっぱりノズルを替えてから作業スピードが違う気がします。

868.869 サンドブラスト作業も終わり、いよいよ切り取り作業に入ります。
先ずは、切り取り、熔接し易い場所をマスキングテープでマーキングします。
次に移植するパネルを切り出します。
念の為、切り取り部分に被せて確認します。

870~875 ボディー側を切り取り、切り口を削り合わせ、
その後、錆やゴミを軽く落として、POR-15を塗ります。

876 以前の移植作業時に入れ忘れて欠品していたシールを、部品取りから外し取り付けます。
これが無いとアウターパネルの当たりが変わり溶接時に引っ張られて凸凹になったり、
泥水が侵入し易くなったりで不都合が出ます。

 

877.878 仮組みの写真を撮り忘れましたが、ロッキングプライヤーを何本も使い固定し、
パネルの動きを見ながら点付けします。

879~883 仮付け後、軽くハンマーリングをし、本熔接をして行きます。

884 フェンダー内に頭を突っ込んでいるのは、
ハイドアウトの鈑金作業のサフェーサーの研ぎ上げと仕上げのペイントをお願いしている、
阿部自動車代表の阿部君です。

※阿部君は、実家が自動車鈑金塗装屋さんで、家業を継ぐために、
栃木県のボディーショップ松葉に修業に来た時、
私、鈑金屋が阿部君の世話役を命ぜられた時からの付き合いに成ります。
あの頃の阿部君は何時も笑いを提供してくれました。

今まで、ワーゲンを仕上げる為、サフェまでは鈑金屋、仕上げペイントは阿部君と
15年近く一緒にやって来ました。
修業時代からだとそれ以上になります。

今ではペイント技術は敵いませんし、
『後はよろしく』と言うだけで細かい打ち合わせは殆んど要らず仕上げてくれます。
居なくてはならない相棒です。

あの頃から、まじめで勉強熱心な所は変わらず、鈑金屋の作業場に来ると、只では帰りません。
今日も溶接している間、あちこちからのぞき込み、何故ここで繋ぐのか、
溶接機の調整や熔接を打つタイミングなどいろいろ質問していました。

っで!最後は熔接跡の裏側を見て『ふぅ~ん...。』です。嫌な感じです(笑)

885 翌日、どっかで見たような...。
前日、後輩の阿部君が来た時のブログを見て、
朝一で『どれどれ』と覗き込むカーキチ親子の父ですが、
何を感じ取ってくれたのでしょう?

 

886~890 先ずは、熔接跡をサンダーで削ります。
フェンダーに腰かけてサンダー掛けしているのは、
サンダーの火花がカーキチ親子の方に飛ばない様にする為、
背を向ける為に仕方なくで、決してふざけている訳では有りません。

891~893 名称が解らないのですが、FrフードとFrウィンドーの間のパネルの錆処理も同時に進めます。

 

894~898 ハンマーリング後、サンダーでアルミパテ用の足付けをしながら、面をならします。

899~901 アルミパテを塗り、乾燥後オービタルサンダーで荒研ぎをします。

902~904 ポリパテを塗り付け、仮サフェを吹き付けた所で、本日の作業は終了です。

905~909 右フェンダーとフューエルリッド周辺をポリパテまで研ぎ上げます。
左側の気になる部分も手直しします。

910~913 仕上げのサフェを吹き付けます。
一旦、タイヤを付けて表に出します。それには訳が...。

カルマンを表に出した訳は、先週土曜日の夕方にゲリラ豪雨に見舞われ、
工場内に雨水が侵入、火曜日になっても雨水が抜け切らないので、
雨水を搔き出す為に切りの良い所で表に出しました。

その後、作業場周辺のゲリラ豪雨対策をして、作業は終了です。
翌日、ゲリラ豪雨対策の残りの作業をし、ダッシュパネル移植の下準備が出来ればと思っています。


次回からは、いよいよダッシュパネルの移植作業になります。

 

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