106~108 先日、剥離が終了している左Rrフェンダーの状態を確認します。
サイドリフレクターの取り付け穴を塞ぐ為、ステンレス板が張り付けて有り、
それを取ると穴が二個開いています。フェンダーアーチ前側にもステンレス板が張り付けて有り、
腐食による大きな穴が開いています。
109.110 先ずは、Rrフェンダー ロアー フロントパネル部を切除し、
ロッカーパネル及びヒーターチャンネル部の状態をチェックします。
111~114 Frフェンダー下部、ロッカーパネル、ヒーターチャンネル共に状態が悪いので、すべて切除する事に。
115~120 ドアを仮組し、Flat4様よりスペシャルオーダーで取り寄せたヒーターチャンネルを仮組し、
同じくFlat4様取扱いのロッカーパネルアウタースキンを仮組し、ドアとのチリを確認し溶接します。
121.122 ファイヤーウォール部の補修は’65カルマン部品取車より切り出し使用します。
123.124 フェンダーサポート部も腐食が酷いので切除し、Flat4様よりスペシャルオーダーで取り寄せた
フェンダーサポートを仮組し、形状などを確認します。
125~128 ’65カルマン部品取車より切り出したファイヤーウォール部を仮組し、
フェンダーサポートとの溶接部を確認、調整して仮溶接し、
問題なければ本溶接後、溶接部を削り、均し足付けをします。
129 再びフェンダーサポートを仮組します。
130.131 次にインナーフェンダーの腐食損傷が酷く切り取った部分を
ポンデ鋼板より切り出し溶接して再生します。
132.133 インナーフェンダーの溶接部を削り取り、面を均します。
134~136 三度フェンダーサポートを組み付けインナーフェンダーとヒーターチャンネルに溶接します。
※115~136 の作業中、各取付位置の確認をする為にボディーの上げ下げと、
フロアーパネル取付ボルトの締め、緩めを何度も繰り返します。
この作業を怠ると組み付け時にトラブルが起きる場合が有りますので注意して下さい。
137 Aピラー下部の腐食部分を切除し、ポンデ鋼板を使い形成し溶接します。
138~140 ファイヤーウォール部とインナーフェンダーにアルミパテで面を整えます。
141~143 Aピラー下部の溶接部を削り、フェンダーサポートの溶接部と共にPOR-15を塗ります。
144~148 ファイヤーウォール、インナーフェンダー、
フェンダーサポートAピラー下部にサフェを吹き付けます。
149~152 次に、Flat4様取扱いのFrフェンダー
ロアーリアパネルを使いFrフェンダー下部の溶接口を合わせ、
ロッキングプライヤーで固定し溶接します。
153.154 次に熔接跡を削り、ハンマーリングで面を均し、最後にサンダーで均し足付けをします。
155~157 Frフェンダー上部のミラー取付穴とアンテナホールを溶接して塞ぎます。
158~160 熔接跡をサンダーで均しアルミパテを塗ります。
161~163 合わせて、ロロックディスクを使いFrフェンダーの錆処理もします。
164~166 ローダウンやワイドタイヤ装着時のフェンダーへの接触を避ける為、
フェンダーの耳を雨滴状に織り込みます。
167.168 表面はサンダーで足付けをしアルミパテを塗ります。
写真は有りませんが、粗研ぎした後仮サフェを吹き付けておきます。